【2017台湾旅行】7日目②:信じる心は美しい(後編)

さて7日目後半。前半に比べかなり短いので安心です。

金剛宮から淡水へ戻ってきたのは昼少し前。このまま台北に戻るのもなんなので散策することにする。
台北からほど近い淡水は、海辺の観光地。なので、土曜日ともあってけっこうな人出だった。

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混む前に昼飯を食べることにする。淡水名物に阿給というものがあるというので、それを出している店に入る。メニューに「滷肉飯」とあったので何かと思えば、「魯肉飯」の本来の書き方だった。ここにきて初めて知った。

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阿給は油揚げに春雨が詰まっているような食べ物だった。

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食後にこれも名物だという酸梅湯を。

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想像通りの梅ドリンクだった。
さらにデザートに、食べたかった釈迦頭。

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甘い。

このまま観光スポットを巡る手もあるが、ちょっと一人向きじゃない雰囲気なので、自分らしい場所に入ってみる。

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はいここ。捜奇博物館。
外観でだいたいお察し可能だと思う。
十数年前の台湾旅行の時に淡水を訪れた時にもここはあったので、それなりに採算は取れているのだろう。
その時は入らなかった。当たり前だ。台湾まで来て、こんなところでわざわざ時間を無駄にしたくはない。今回はどうかしているだけだ。それと高雄での「珍奇館」のカラぶりの穴埋めをしたかった。埋めたところで…とは思うが。
看板の「信不信由你」は、中国語で「信じるか信じないかはあなた次第」という、どこかで聞いたような意味のフレーズ。

狭い施設だが、入場料は85元。

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中身と言えば、変な道具やら奇形の剥製やら特に珍奇でもない標本やら…が雑多に陳列されている…だけである。
だいたい想像通り。知っていた。

貞操帯。

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メンズもある。

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人魚のミイラ…のレプリカ。

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本物とは…レプリカとは…と哲学的な領域に入りかねない代物

干し首(のレプリカ)は割とよくできている。

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いかにも紙粘土、だけれども。
こちらは本物が実在するので、迷うことなくとレプリカと言える。それもどうなんだ。

あとはフタゴヤシとか

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でかいウサギとか。

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トビウオ…じゃあないなこれ。

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たぶんセミホウボウだな。飛ばない。

とても雑な展示のダイオウグソクムシ

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殻だけ? となりはアライグマの陰茎骨。

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毛コレクション。

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うむ。「歓迎乗坐」と書いてある。

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雑多にもほどがある。

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このへんはちょっと心惹かれる。実際使われたものなのだろうか。

双頭や単眼などの奇形の動物の剥製もたくさん展示されていて興味深いが、上げるのはちょっと控えたい。
さらに爬虫類やハリネズミなどの生きた動物もいたが、こういうのは正直いただけない。そりゃあ動物園や水族館に生き物を見に行く時は物見遊山だが、提供側が見世物として出すのは違う気がする。飼育環境も怪しいし。

帰りに芋圓も食ったが、芋の汁粉のようでおいしい。しかし。

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具が少なくて、見た目ただの黒い汁に。

ここで日も傾いてきたので台北市に戻り、圓山で下車。
ここには孔子廟がある。

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マニ車ならぬ論語車?

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さらに、孔子廟のそばには関帝廟である大龍峒保安宮がある。

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大龍峒保安宮に入る前に、向かいで人だかりがするので見てみると。

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一瞬プロレスラーかと思った。実際は劇のリハーサルだった。
大龍峒保安宮は屋根飾りがきれい。

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柱で見にくいが、やはり関羽像がいっぱい置いてある。

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お供え物。

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もちろん関公以外の神様も。

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神農もいた。

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孔子廟近くの仏具屋。

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力強い。
その後、永康街を見て歩き、ふいに食べたくなった水餃子を探しながら歩き続ける。

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だが土曜の夜ということもあって、めぼしいところはだいたい激混み。かなり歩いた末についに空いているところ見つけたが、イマイチだった。

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台湾といえどもすべてがうまいわけではない。
その後時間もあったので、西門町をぶらつく。

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媽祖廟の天后宮。

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繁華街の隙間に立つ廟というのも趣がある。

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どういう謂れなのだろうか…空海が祀られていた。

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ハリウッド版攻殻機動隊の看板をよく見かけた。

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そういやこっちでは『GHOST IN THE SHELL』ってついてないな。というか邦題に『攻殻機動隊』って入ってなかったじゃないかと今更気づく。
近所のスーパーよりも袋麺の種類多い。

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最終夜なのだから夜更かししようかとも考えていたが、疲れたし飲む気にもなれず、最後はマンゴーアイスで締め。

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振り返ってみれば、ほとんどアルコールを入れない旅だったなあ。
夜の台北府城北門を見つつ、宿へ帰る。

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明日はついに最終日である。

【2017台湾旅行】7日目①:信じる心は美しい(前編)

飽きましたか。YES。
やめますか。NO。

7日目です。まだいんのかよと言われれば、まだいます。
とはいえあと二日。今日はついに最終泊です。

 

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むっくり起きだして、今日の朝飯はどうしようかと考える。そういえば近くに市場があったことを思い出す。飯屋もあったと記憶する。
そう思って来てみれば、市場自体がやっていなかった。
この日は土曜日。そうきたか。
そういえば、周囲の飯屋もほとんど開いていない。土曜日休みというより、出勤する人がいないので開店が遅いのだと思われる。
プランが崩れると一気に途方に暮れるメンタルの弱さと、機転の利かなさ。
うろうろしている時に見かけた「恐龍餐廳」。

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ぶらきお!
台湾博物館の土銀展示館2階にある。
すごく気になったが、当然まだ開いていない。ここは是非次の機会には入りたい。

悩んだ挙句ひらめいたのが、「ローカルなモーニングを食べよう」。
何か台湾ぽいモーニングを期待して、朝早くからやっていた「ダンテコーヒー」とかいうチェーン店の喫茶店へ。選んだ理由は、目についたので。あるいは他になかったので。
モーニングのメニューは、特別変わっても凝ってもいない感じだったので、やや食いでが増しているブランチメニュー(分けている意味がよくわかないが)の中から、見たことない感じのものを適当に選ぶ。

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薄い生地の中には、シーチキンみたいなのが挟まれている。
はずれだった。
しかも、ダンテコーヒーを出てから駅まで歩いている途中で、いくつもの店がオープンしているのを見つける。食運はないほうである。
気を取り直して、ここからが今日の真のスタートだと思い、MRTに乗り込む。40分ほどかけて終点の淡水へ。
到着2駅前くらいで、腹が下りだして辛いことになったが、トイレに困らないのも台湾のいいところ。ただ、だいたい改札の外にあることが多いので、切羽詰まった状態でたどり着くのが大変だっただけだ。

淡水は有名な観光地だが、今回は経由地にすぎない。バスでさらに北上する。

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これが目的地へのバス。淡水駅から50以上のバス停を過ぎたところにある「富基漁港(新十八王公)」というところが目的地だ。小さくて読めないが。
50以上というと遠い感じだが、利用者がいなければ通過し、全部いちいち停まることもないので、さほどでもない。それに実は4つしか止まらない急行的バスもある。

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それが皇冠北海岸線。こちらはマイクロバスで、「新十八王公(石門婚紗廣場)」というバス停名になる。いろいろ名前があるが、全部同じバス停だ。
今回の行きにこのバス停の少ないほうを使った。当然本数は1時間に一本ぐらいと、限られているので、時間によって使いわけたほうがいい。ただバス停数が少ないほうが、気が楽だとは思う。帰りは通常のバスに乗ったが、利用者が少なかったので、やはり時間は行きとあまり変わらなかった。片道だいたい4、50分ぐらい。

バスを降りて、さてどこかな…と横を見ると案内が。

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そう、今回の目的地は金剛宮というお寺。メジャーな観光地ではないが、わりと知られている…はず。
案内に従って脇道にはいると、それはあった。

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入口からして、これまで見てきた廟や寺とは趣が違う。でかい何かが立っているのはわりとあったが。
門をくぐると駐車場。

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あ、孫悟空

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斉天大聖(大聖爺)といったほうがいいか。中には悟空以外にも、おなじみのお二方が。

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そしてお寺の方は――。

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お寺…? あふれるウェルカム感。テーマパークぽさもある。だが逆に入るのに躊躇する。何かこれまで違うことは間違いない。
入ると二十四の善行逸話の像が並ぶ坂となる。

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像を撮りながら進んでいくと、一人のおばちゃんが待ち構えていた。
おばちゃんは私と目が合うなり「日本人?」と尋ねてくる。
おばちゃんが何者かわからないので、一瞬警戒する。他の国でさんざん辛い目にあったので。特にバリ。
ちゃんとした人だとしても、無信心なのがバレて怒られるのもやだし、がっつり儀式とかに巻き込まれてもいたたまれない気持ちになるだけなので、それはそれで警戒する。
そんなことを思っていると、おばちゃんはカウンターから日本語版の寺のパンフレットを持ってきてくれた。そして、ここの一番のウリである「四面仏」の場所と、お参りルートの順番を教えてくれた。
ここでお布施がどうのとか、お供え物を売ったりするパターンもあるかと思ったが、そんなこともなく、四面仏について簡単に説明すると去っていった。普通に親切なお寺のスタッフだった。
ただ物見遊山で来ただけなのを悟られないように、おばさんが視界から消えるまで、仏さまに手を合わせたりして「ここの作法は知らないけれど信心はありますよ」的なそぶりを見せてごまかしたり。罰が当たってもしかたがないと思いつつ。

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台にある番号の順番で四面にお参りするのだろう。「四面仏」とは俗称で、道教で祀られている「圓明斗姥天尊」のこと――だとパンフレットには書いてある。四つの顔は福、禄、寿、喜を現しているという。

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四面仏の周囲をいろんな神様が囲む。

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このクジマシンはやっておけばよかったと今になって思う。

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護法神の顔出し。雑多である。

お参りの順番に従って二階へ。

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上も神様もりだくさん。早い時間なせいか人がいない。とてもやりやすい。
凌宵宝殿

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大成殿

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真ん中は孔子かな? 今回の旅行で何度も会っておなじみ魁星爺も。
でかい哪吒。

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千手観音。

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こりゃ実際千手ありそうだな。
玄天上帝。

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また「でかいおっさん」登場。
そして、2階のフロアの左サイド埋めているのが。

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六十甲子太歳。
太歳星君と、その周期60年それぞれの化身がずらっと並んでいる。
こちらが太歳星君

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これまでの寺で見たのは三面六臂の像だったが、こちらの太歳神は官吏風の身なり。
両脇に十二支の像と

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十二宮の像が。

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この辺はあんまり特徴分けされていない。
この両サイドに六十甲子が並ぶ。

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こちらはことごとく瞳孔が開いている感じで力強い。
そして彼らの中にこそ、ここに来た一番の目的がある。
それがこれ。

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甲子太歳金辯大将軍。
逆光でわかりにくい。
アップ。

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目から手が生えている。
当然謂れがあってのこのデザインなのだが、インパクトがありすぎる。
他の59体はここまで個性的なデザインでないというのも、ますますこの金辯大将軍の存在を浮き立たせている。

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うむ。なんだろうか、これは。
なんなのかわかっていても、そう言いたくなる。
ふざけてないで大真面目にこれ、というのがとてもいい。
なので、この金剛宮に限らず、この神様はほかの場所でも「目が手」だったりするのだ。見たい。
それにしても、せっかくのフォトジェニックなのに逆光なのが辛い。しかし、ネタで存在するわけでないものをネタで見に来ている身なので、あまり文句も言えまい。

言ったように他の像は、ここまで個性的な姿ではないけれど、どれも目をかっぴらいた味のある風貌をしている。特に十二支をモチーフにしたと思われる像が良い。

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頭に乗っている。

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兎かわいい。

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龍は例外的に手に持っているようだ。
「子」に限らず、●ッキー風なのが複数いたりもする。

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2階を堪能してルートに沿って1階へ降りると、さっきのおばちゃんがいて、今度は後半の内容を教えてくれる。
七星橋という、渡ると厄除けになって長生きできるという橋を勧められたが、お金もかかるし、一人でそういうイベントめいたことをするのが辛いので辞退する。

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するとおばんちゃんは特にがっかりすることもなく「じゃあ地獄?」という。
もちろん、不信人者は地獄落ちだと言っているわけではない。ここに「地獄」があるのである。
私は待ってましたとばかりに「それ!」とにこやかにうなずく。高雄の仏光山で見損ねた地獄に、ついに出会える!

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地獄の入口。
てっきり入場料とかあるのかと思ったら、タダだった。

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冥府の神様たちがお出迎え。

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さあ地獄へ落ちよう!
一本道の廊下にそって、地獄の責め苦が展開するのだが、センサーがついていて、人が来るとライトがつき稼働する仕組みになっている。ギミックつき地獄なのだ。ここはやっぱりテーマパークだった。

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ひったてられてきたばかりと思われる亡者。この時点でもう血を吹いている。

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ひたすら刺される。

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これは縛られているだけか?と思いきや。

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両目えぐられていた。

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これからてめーらぶったぎりまーす。

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埋められている。なぜかちょっと楽しそう。

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食われている。

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引きつぶされている。

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責め苦オンパレード。載せたのはほんの一部である。
エリアごとに担当官吏がいるのだが、その机に必ずスナック菓子が供えられているのもいい。

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なんか動物だらけになったな、と思ったら、畜生に生まれ変わるということらしい。

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これは実際くるくる回り、一定時間でぴたりと止まる。たぶん来世を決めるルーレット的なものなのだろう。どれが当たりとかよくわからないけれど。
地獄の最後には、生まれ変わる魂に前世と冥府の記憶を忘却させるという孟婆が。

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お勤め終了ということか。
突き当りは二階へ上がる階段で、上階はうってかわって天国の廊下になっている。

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とはいっても、こちらはアトラクションめいたものはなく、ただ神様の像が並んでいるだけ。力の入れ具合の落差が激しい。
しかもこちらの天国のイメージとはだいぶかけ離れた個性的な神々ばかりで、通る者に逐一圧力をかけてくる。

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馬顔

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基本的に強面しかいない。

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縞模様の象なかなかかっこいい。
これに限らず、乗物の動物がバラエティに富んでいてよい。動物には名前がついていないのかな?

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そしてだいたい何らかの武器を持っているのが多い。天国は修羅の国か。

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これはマラカスの可能性もある。

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もぐもぐ。怖いよ。天国にこんなのいるの?
出口側から見ると一応天国っぽい。

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天国を抜けた先に最後の建物が。

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一階には臥仏殿。

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台湾一大きいと言っていたけれども…。
奥には斗姥元君

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4つ目人たちの中に、一人だけニワトリ乗っけてるどこかで見たテイストの人がいるなと思ったら、六十甲子太歳の方。おそらく丁酉唐傑大将軍という今年の太歳にあたる人。当番はこっちに来るシステムなのだろうか。

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足の裏。

2階は長生殿。

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仁聖大帝泰山府君)が祀られている。この像のリアルさ、もしかしてモデルがいるのかな。

3階は五百羅漢殿。

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みっしり。

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私一人しかいないのにとても暑苦しい。
500きっちりいそうだ。原型は10パターンくらいだけど、ヒゲのつけ方とか持っているものだとかいちいち変えていて、たぶん全部違うのではなかろうか。

これで終わりかと思ったが、1階の通ってないところ、甲子太歳の下にあたるエリアにまだいろいろとあった。

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でかい船。

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通常サイズの玄天上帝。

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通常サイズの哪吒太子。

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でかいカエル。

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金辯大将軍の後頭部。一目でわかる。

と、一通り見て、人心地つけたいと、休憩所みたいなところへ行くと。

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ん?
売っているようではない。
もしかして食っていいの?

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食っていいらしい。

そこは遠慮しろよとも思ったが、食欲よりも好奇心が勝って、いただいてしまった。

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麺線。素朴な味で落ち着く。

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真面目な信仰の場で、厳かと言えば厳かでもあるのだが、どこかカジュアルでもあり、子供が遊んでいたりする不思議な空間だった。
これまでの寺のように肩身の狭さをあまり感じない楽しい寺だったが、もう少し遠慮したほうが良かった気もする。

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そんな新十八王公を発ち、淡水へ戻る…が長くなったので、いったん区切ろう。

【2017台湾旅行】6日目②:毛よりも鱗、玉よりも虫(後編)

動物園を出るとさらに雨足が激しくなるが、次の目的地は屋内なので問題ない。とはいえうっとうしい。
故宮博物院の最寄り駅、士林駅に到着し、動物園で飯を食い損ねたので、ここらで店を探す。
チェーン店ぽくて入りやすかったので、ここに。

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外国人と見るや、注文の仕方や、メニューの見方を教えてくれた。
ああ、近代的サービスすばらしい。英語出来ないけど、こういう時の英語はほんと助かる。
海外の人はよっぽど辛いのがだめなのか、特に辛さの表示について丁寧に教えてくれた。
連日の胃もたれで、腹に優しいものが食べたかったので、ありがたい。
排骨飯。

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彩り重視の安っぽい感じだが、まあこんなもんでいい。

腹も落ち着いたので、バスに乗って故宮博物院へ。
前に来た時よりもストレスなく行けるようになっていた。

利便が段違いによくなったのは、ICカードもあるが、バスに案内が表示されるようになったからだ。
日本では、次のバス停をアナウンスと表示で知らせるのがデフォルトだが、海外では何もないほうが多い。口で言うこともあるが、外国語は聞き取りにくい。
だからいつもバスに乗るときは、運転手やほかの客に教えてもらうよう頼むか、神経を集中して勘で降りたりすることになる。前回の台湾もそうだった。
しかし、今の台湾はオールアナウンス、オール電光表示になっている。昨日の九份を見る限り一部ふっとばされたりすることもあるようだが、基本表示を見ていればいいのだ。気が楽にもほどがある。
おまけに運賃はカードで精算するから、小銭を気にすることがない。バスはつり銭がないことが多いから、現金だときっちり出せるよう事前に神経を使うのだ。
おかげで気安くバスに乗れるようになった。

まあ故宮博物院くらいになるとみんな降りるからすぐわかんだけど。

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雨の中の故宮博物院。滅べカップル。

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でかい鼎2。

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というわけで2回目となる故宮博物院本院だが、十数年前の前回とは大きく変わっているところがある、それは展示の内装と、写真OKになったことだ。

昔は古臭かった展示室が、大幅リニューアルされている。構成自体は変わっていないような気がする。
そして写真。これは大変嬉しい。太っ腹だなあと思いながら撮り始めたが、展示室は明かりを落としているので、写真がブレまくる。コンデジではまともに撮れない…。なるほど。そして、有名どころではみな写真を撮ろうとするので、流れが止まり、混み方が半端なくなる。でも撮れたほうが嬉しいのでそこは飲み込もう。


というわけで故宮見学となるが、やはりここでも展示物を見る以外特に面白いこともないので、ここからは画像を並べるだけにしていきたい。解説とかもできないし。

まずは一番上の玉エリア。そしてまずは「白菜」である。何はなくとも。ミーハーで何が悪い。

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当然の大人気。角煮が出張中の今、人気を独り占めである。

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虫がついているところがいい。しかも2匹も。わかりにくいがバッタとキリギリス、らしい。

ヒスイの白菜はほかにもあるが、もとの配色を活かして絶妙な完成度を誇るのはあれだけ。

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こっちはカマキリ。

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虫がついているだけで高得点。
もちろん白菜だけでなく、他の玉もすばらしい。

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この香炉の彫刻すごいな。

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これもなかなか白玉ゴーヤ

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辟邪。

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ぎょ。

玉に混じってガラスの美術品もある。

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ガラスの小瓶類がとてもいい。

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このあたりのがかわいくてたまらない。

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これもある種かわいい。

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飛龍のかんざしとか。

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腕輪だろうか。色見がファンシー。

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ガラスの碁石。今でもあっておかしくなさそうな。

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鉄の鉢だが深い青がとても美しい。このあたりはチベットやモンゴル、ウイグルの品のようだ。常設展ではないのかもしれない。

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解説には「Five-Buddha」とあるけれど、ドクロにしか見えない。

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ジャマダハル、初めて実物見たよ。実在するんだな。

何年のどんな品とかも書き添えたほうがいいのかもしれないが、めんどくさいので、確認したければ現地行けばよろし。常に展示しているとは限らないけども。

そして個人的に玉に並ぶここの主役、青銅器エリアへ。
みんな大好き鼎。

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お前が大好きなだけだろと言われるかもしれないが。

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獣面紋の種類。3、4、5辺りは難易度が高い。

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不思議な形だが、わりとよくあるっぽい。

メット。

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頭に何か乗っている。

デザインセンスが本当にすばらしい。

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食べ物とかあんまり入れてほしくない感じだけど。

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これもやばい妖怪とか封印されてそうな。

これはとにかくかわいい。

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口はこうなっている。

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アニマルとしか書いてないから、何の動物か謎だけど。

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このように他にも同じ形のあるから、具体的な何かではあるんだろう。

これは「バードヘッドアニマル」。グリフォン的なものだろうか。

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羊も紋様だらけにしちゃうのね。

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2階に降りて陶磁器に突入。

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三彩枕&豚。なぜこの並び。

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蝶だらけ。高得点。

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象が埋まっている。

かわいい。何回言ったろうか。検索すると似た柄の茶碗いっぱい出てくる。

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赤い龍…と思ったら「青花紅彩海獣波濤紋盤」と書いてある。海獣…?龍のじゃないの?

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てへぺろ

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豚×2。ずいぶんリアルな方向で来たな。

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犬。…犬? ふり幅大きい。

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レッド魁星爺。

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虫がいるとだいたいうれしい。
他にも書画や細かい細工の工芸品などがたくさんあったが、きりがないので割愛。

故宮を出ると雨はやんでいた。

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途中寝落ちして寝過ごしそうになりながら、松山駅の饒河夜市へ。

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なんだか夜市ばかり行っている。一通り見てみたかったからだが、さすがに毎日行くところではない気がする。
今日は細かいところを攻めていく。
胡椒餅、大腸小腸、小籠包…

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中身が写ってない。

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と来たあたりで、豪雨。めっちゃ雨。
長居するつもりもなかったので撤退。
西門あたりでメシか飲むかするつもりで、夜市では軽くしたつもりが、腹がパンパンになっていたし、雨が止む気配がないしで、予定自体も終了。
帰りにコンビニでパックの仙草蜜を購入。

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ネタのつもりがそこそこいけた。大きく外すことがない台湾。そこは頑張ってほしい。
日程も残りわずかとなってきたが、もうちっとだけ続くんじゃ。やる気があれば。

【2017台湾旅行】6日目①:毛よりも鱗、玉よりも虫(前編)

前回の5日目でピークを過ぎた感もあるけれど、まだ台湾にいるので続いたり。
そんな今回は、テキスト軽めで、写真を垂れ流していく。
なぜなら、動物園と博物館を見ただけで、特筆することがないから。
必然であって、手抜きではない。飽きたことは飽きた。

この日、朝から天気予報は雨。気うつな気分で外へ出ると、しかし降っていなかった。
ならばと、とぼとぼと歩いて北上し、雙連朝市へ。

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ガイドブックにも載っている朝市だが、観光臭はなく、地元庶民向けのようだ。歩道沿いに展開していて、規模もさほどでもない。

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魚果物肉などの生成食品、生活用品、衣料なんでもある。

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一通りぶらっと眺めた後、朝飯を探す。
それでまた、これは食う気分ではないとか、ここは注文しにくい、混みすぎてる、空きすぎてるとかの情けない理由で決められずに朝市周辺をひたすらうろうろして、ようやく決める。

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初めて見るでかい春巻のようなものが、美味そうだったのと、一種類しか売ってないから買いやすかったので購入。

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潤餅というらしい。
別の店で豆乳を買って、朝市の背後の公園で食べる。

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いろんな具が入っている。やはりでかい生春巻という喩えが近い気がする。いろんな味がしてうれしいおいしい。
もう少し食べたかったので、市場を外れ近くの通りへ出たら、もう一度食いたいと思っていた肉圓を見つけたので買う。
買う時になんか妙に喜ばれたので、あれ人気ないのかな?と思ったが、充分おいしかった。
やっぱ肉圓うまいな。見た目はドロッとした何かだけど。

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飯も食ったので本格始動。向かうは台北市立動物園。隙あらば動物園を入れ込むスタイル。手軽に地元の動物が見たいのである。
MRTを乗り継いで20分。近い。

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この時点で日が少し差してきたので、すっかり天気予報のことは忘れていた。フラグである。
入場料も悠遊カードが使えた。上野ではPASMOが使えたりするのだろうか。60元。安い。

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案内図ではスケールがわかりにくいが、相当広い。この時点でうっすらと全部は見られないな、と予感する。
しかし、メインの目的である台湾の動物エリアは一番手前だ。そこを押さえられればあとは成り行きでいい。

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台湾鹿。

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小鹿だ。大人鹿もいたが、遠かったので撮っていない。環境展示なのでしかたがない。
キョン

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見ている。

などのシカ科の前を通りつつ、ここで一番見たかったもののに直行する。
それは。

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センザンコウ。これは作りものだけど。

センザンコウ上野動物園でも見たことはあるけれど、基本暗い中の見学なので、蠢いているのを感じるぐらいしかできないでいた。コンデジではまともに写真も撮れない。
せめてはっきりとした姿をこの目で見たかったのだ。
台湾市立動物園でも、夜行性なのを鑑みて明かりを落としているが、比較的明るく、広いので見やすい。期待値が上がる。

さて、どこに…と探すと、穴の中で寝ていた。

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暗い。
センザンコウはよく寝るのでしかたがない。動物相手にこちらの都合は無価値なので、寛容にならざる得ない。もう慣れた。時間をいったん置こう。

生体展示の向かいには、センザンコウの生態を解説する展示があって、そこに剥製もおかれている。

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剥製はだいぶくたびれているが、それには理由がある。よく見てほしい。ドーム状のカバーに穴が開いているだろう。
そう…ここからおさわりOKなのだ。死体だけど。
もちろんできれば生きたセンザンコウを撫でまわしたい、そして血まみれになりたいところだが、それは叶わぬ夢。
しかし、死んだセンザンコウならば触れるのだ、ここでなら!
指先だけだが、触りまくるしかない。

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このウロコ、どれほど硬さなのかと思っていたが、相当に硬い。強化プラスチックかべっ甲かといったぐらいだ。いやどちらも実際の硬さを知らないので適当に言った。でもカチカチなのだ。ウロコ自体に弾力がないが、幾重にも重なっているため衝撃を吸収しやすい。柔と剛、両方兼ね備えているといって言い。
ウロコの隙間も指でこじ開けたりできそうもない。

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手触りは滑らかだが、これはたくさんの人間が触って摩耗したものなのか、もとからなのか判断がつかない。
ウロコのエッジが刃物のようになっていて、武器にもなるという話も聞いたことがあるが、この剥製を見る限り切れ味はよくなさそうだ。しかしこれも生きている時の状態を反映しているか怪しい。
お触りを堪能したので、次の目的地向かう。
隣に、顔面にヒトデつけたような鳥がいた。

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藍腹鷴。和名はサンケイという雉の仲間らしい。
そして、さらに隣の石虎(タイワンヤマネコ)が上から見下ろしていた。

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画像検索するとかわいらしい姿なのに、ものすごいきつい顔をされている…。

次に行きたかった場所はここ。

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昆虫館。虫である。
台湾固有の虫も見たいではないか。私の要望にいちいち応えてくれる台湾市立動物園、すばらしい。ところで右側のは大丈夫なあれなのだろうか。

油断すると巨大なカマキリがあちこちに張り付いている。

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入口すぐのところには「昆虫占卜」。

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こういうのほんと好きよね台湾の人。
ちなみ真ん中の尺取虫をめくってみると。

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運勢平平。
めくった虫にちなんだ運勢となっているようだが、読めないのでよくわからない。

中に入ると巨大クワガタがお出迎え。

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ただびっくりさせるためにあるわけではなく、昆虫の体の解説のためにある。

台湾の地理別昆虫相。ピンボケ。

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ここに一番見たかった虫、カタゾウムシの標本が。

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本当は生体展示を期待していたのだけど、特定の島にしかいないものだし、そう都合よくは行かない。それに標本も直ではそう見られないので大変うれしい。
カタゾウは「球背象鼻蟲」と書くのだなあ。

生きているカタゾウはいないが、他の生体はいる。

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もうひとつオリジナリティのあるのが見たいな…と思っていたところで、奇妙な蛹に遭遇。

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メタリックなだけでもすごいのに、形がやたら複雑でカッコいい。
異紋帶蛺蝶(学名:Athyma selenophora)というらしい。

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蝶が放し飼いになっているエリアもある。
でも基本2種類しかいない。

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カレハチョウとオオゴマダラだろうか。

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カレハチョウの羽の表は完全に枯れ葉。
落ちている枯れ葉と死んでいるカレハチョウの区別がつきにくい。

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一方裏側は、鮮やか。写真ではわかりにくいが、青光りしていてきれい

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オオゴマダラの蛹は金ぴかで作り物のよう。…だが先にAthyma selenophoraの蛹を見てしまうとやや地味。

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これ見たことないな、と思ったらコブナナフシというナナフシの仲間らしい。
なるほど。

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これもナナフシの仲間。ってナナフシ多いな。

台湾外の虫もいたが、全然撮っていない。
唯一撮っていたのがこれ。

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Six Spotted Cockroach。南米のゴキブリ。大変申し訳ないとは思う。

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昆虫館を出ると、またでかいカマキリが。油断大敵。

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案内看板。ここまでやっているのならきっと大丈夫なのだろう。…たぶん。

虫成分は充足したので、再び台湾動物区に戻る。さあ、センザンコウはどうなっただろう。

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まだ穴の中にいた。
しかし、何やら蠢いている。暗くてわかりにくいけど。
徐々に活発化してきたので、これは出てくるなと見て張り込む。

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ついに立ち上がり、上の階層へ這い上がり。

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左側に顔を出したと思ったら、右にもいったり。

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さんざ様子をうかがった末に

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やっと。ここまでだいぶかかった。

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のこのこと降りてくる。
暗いのでまともに撮れている写真が一つたりとない。

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松ぼっくり
哺乳類とは思えぬウロコ姿。はあ…好き。

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ついに降り切ったと思ったら、穴オブジェの裏側へ。そしてそのまま姿を現す気配がない…。
穴出るまでにだいぶ時間を使ったので、諦めて他の台湾動物を見ることに。

途中裏返しのカメムシに遭遇。

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戻してやった。

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そして植え込みに白くてきれいなハエトリグモが。

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とても小さいので撮りにくい。

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模様も赤い目の顔もキュート。

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タイワンツキノワグマ。一瞬目が合った。すぐそらされた。

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ウンピョウ。雲豹と書くのか。
ここまではっきりと見られたのは初めてだ。いつもズーラシアでは茂みの奥に隠れているから…。

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でも檻にピントが合い続けてボケた写真ばかりが量産される。
小型だけどパワーありそうだ。
そして台湾エリアにいるけど、台湾のウンピョウじゃないとか。あ、絶滅したのか…。

目の前に飛んできたハッカチョウ。

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あーこれたぶん誰かが餌やったことあるな。

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イノシシにて台湾エリア1周。
残りのエリアを見ていくことに。だが、このあたりから雲行きが怪しくなる。文字通りの意味で。

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ションボリ顔のシロテテナガザルを通り過ぎると、コアラ、そしてパンダの最大手が連続する。でもコアラ撮ってない。
パンダはこちらでも大人気で、休日ともなると整理券が出るほどらしいが、今日は平日なので問題なし。

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ブレが多いのは、昼前だが暗くなってきたから。雲がだいぶ厚い。

ここから環境別の展示へ。最初は熱帯雨林エリア。湿気が増してきたので空気が重く、動物たちもなんだか気だるい。

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「俺はオオハシじゃねーよ!」
あ、サイチョウ本体撮り損ねた。

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砂漠エリア、アフリカエリアは前を通るのみ。時間も天気も怪しくなってきたので巻いていく。時間があったらあとで見よう。

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狙っている。

たどり着いたのは両棲爬虫動物館。ここはしっかり見る。

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よい扉だ。
ここに限らず、台湾の人、もしかしてでかいオブジェ大好き?

赤い。何ガメ忘れた。

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タイワンニシキヘビ。主張の少ない柄でかわいい。

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ヒルヤモリ。

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特に内外の区分けはされていないのだろうか。
パンケーキ。

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ガラガラ。

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そして見たかった百歩蛇!
かまれたら百歩歩くうちに死ぬから百歩蛇!HYAPPODA!

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あんまりちゃんと撮れてないけど。
三角模様の柄がとてもきれい

あとはアメリカドクトカゲとか。

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頭どっちだサンドボア。

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ぬらっとしたサンドフィッシュ。

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恐竜のようなサバンナモニター。

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とか。
生体展示だけでなく、両爬の解説展示コーナーも充実。

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たぶん「コブラは笛の音を聞いて踊っているの?」という展示。

両棲爬虫動物館を出たら、現在地と方向がわからなくなったので、適当に歩き出してみる。

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ペンギンを見つけた。ケープペンギン?

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気を抜きすぎにもほどがある。

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何オオヤマネコだったろうか…。
このあたりでここが園の端となる温帯エリアだと気づくが、方向がわからない。

うろうろしていると、鳥類エリアに。適当に撮るとすぐブレる。

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温帯エリアを全て見ず戻ってきた形になるが、ついに雨が降ってきてしまった。
昼も過ぎたし、ショウジョウトキを見たくらいで入口へもどることに。

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これは何だろう?

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時計でもないような。

三度センザンコウのところへ行ってみると、今度は穴を掘り続けていた。

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釈迦頭?

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しっぽの感じたまらん。
頭をうずめたまま穴掘りをやめる気配がないので、これにて動物園は終了に。消化率7割ぐらいだが、残りは次の機会にしよう。

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帰り際にでかいフンコロガシを見つけた。

テキストボリュームはほとんどないが、写真が多くなったうえ、このあとも写真をガンガン投入していくので、いったん切ろう。
後半は故宮博物院でーす。