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【2017台湾旅行】2日目①:でかい仏陀とでかいオッサン<前編>

ようやくこの日から本格的に台湾旅行が始まる! 
気温は20度半ば。高雄が本気を出してきた。暑いほうがテンションが上がる。
ホテルの朝飯、安宿なので期待はしなかった分、お粥とかあってまずまず。2泊なのに、朝食券はこの日1日分しかもらわなかったのだけれど、予約時には「朝食付き」とはなかったので、サービスと考えたい。

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宿を出るなり高雄市街スルーして、またまたMRTで左営駅に。
ここから更にバスに乗って、仏光山仏陀記念館というところに向かう。
ここへ行くバスはいくつかあるが、直通の哈佛快線のほうが早いだろうと見込んで待つ。あとで調べてみると実際の所早いとはいえ10分もアドバンテージもないうえ、一時間に一本なので、タイミングしだいだろう。
旅行前にネットで情報をあさっていた時、バス停で待っているとタクシーの呼び込みがわずらわしそうな記述を見たので、バスが来るまで近くのベンチでぼんやりする。観察してみると、確かに目と鼻の先の待機タクシーの所以外にも何人かバス停周囲をうろうろしている呼び込みらしき人間がいる。ただ呼び込むだけならいいが、バスは来ないとか言ったり、嘘の値段を言ったりする例もあったので、避けるにこしたことはない。
時間通りにバスはやってきて、こちらも滑らかに立ち上がって乗車。平日なので並ぶこともない。
バスは30分で目的地へ。
でかい門をくぐって、バスロータリーで停車。

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その門。わざわざ中でバス降りてから外へ出て撮った。どこのテーマパークだといった大きさ。
こここそが、仏光山仏陀記念館。
仏光山は、台湾4大仏教の一つだという。その本山に隣接するようにあるのが、この仏陀記念館だ。
仏陀仏教、そして開祖の星雲大師に関するものが展示された博物館?のようなものらしい。
本山とともにそこそこ有名な観光地であるとはいえ、街から離れた場所に不信人な私がなぜわざわざ来たのかといえば、いかにも私が好みそうなものが本山に存在するからだった。そして、下調べの段階でこの仏陀記念館にもただならぬものを感じ、こちらにも寄ることにしたのだ。
そしてその勘は当たった。
まあとにかく見てもらいたい。

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でかい獅子と象が出迎え、その奥にそこそこ大きい建物がある。

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ここが記念館?…いや。
ここはエントランスにすぎない。
いくつものお土産やレストラン、さらにスターバックスコーヒーまである。

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この建物を抜けると…。

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やばい。なんだこのスケールは。
ここで案内図を見てみよう。

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記念館? 博物館? 金の大仏いるんですけど…。寺は別にあるんですよね?
目の前のだたったぴろい道は240m。そのかなたの、黄金の大仏の手前のボロブドゥールみたいな建物が本館なのだった。
やばい。4大仏教パワー。
この時、広い道には上の写真の通り誰もおらず、何か聖域的な理由で入ってはいけないのかと最初思って、ピリッとしたのだが、何のことはない、早い時間だったせいで人がいないというだけだった。少し時間がたつとどんどん人が入ってきて通っていた。

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道の両脇にある計八つの塔もすべてなんらかの展示施設となっている。
星雲大師の書の展示とか。

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子供向けの映像コーナーとか。

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全部入っていてはきりがないので、横目で見るぐらいで通り過ぎていく。
最後の塔までくるとだいぶ本館に近づいた。

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あ、撮っている時気づかなかったけど、トンボだ。
ここから本館までは広場になっている。広場の外周の回廊には、仏陀の故事をを表すレリーフが。

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理由はよくわからないが孔子像まである。

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こうしてようやく本館に。

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ここの施設が何だったかを再び思い出す。
本館の中には、仏像はもちろん、仏陀の生涯の3D映像上映、仏光山の歴史、仏教美術や遺跡の発掘品などが展示されていて、予想以上に見ごたえがある。
とはいえちょっと力の入れ方のよくわからないところはある。

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これ、顔だけ映像で、近づくと起動して話し始める。

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唯我独尊がいっぱい。

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遺跡の原寸模型。金かかってるやつだ。
仏舎利を入れる箱がいっぱい。

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中身も。

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こんなかわいいのもいた。

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展示品を見ながら階を上がっていくと。

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大仏が目の前に。でかい。

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でかい。

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でかい鼎まである。
「記念館」という名前に収まりきっていない。いうなれば仏教テーマパークだ。
あまりにも広くて、ざっと見るだけで時間を食てしまった。まだ本来の目的は終わっていない、というかたどりついてもいない。ここは寄り道なのだ。くらくらしながらまたあの広い道をUターン。

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スターバックスのあるフロントホールもぬけ、バスが止まるロータリーまで戻る、
もう一度上の案内図を見てほしい。敷地の左下のところに上に行く道があるだろう。そこを通らなければならないのだ。
ここがその道の入り口。

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その脇にまた案内図がある。

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照り返しでわかりにくいが、上部の横に長いエリアが先ほどの記念館。下半分のエリアが本山の佛光山寺だ。…これまた広い。
この二つを結ぶのがヘアピン状に曲がる道だ。この形からお察しの通り、山を登らなくてはいけない…。
ここで目的地を明かしておこう。私の行きたいところはもちろん寺そのもではなく、付属する「浄土洞窟」という施設。その名の通り洞窟状のトンネルをくぐって、電飾などで飾られたオブジェで再現された極楽のようすを体験できるという…。それは見たすぎるだろ。
浄土洞窟は寺の入り口のわきにある。記念館からだと寺の裏側から入るので、真反対にあたる…。でも行かなくてはならない。そこ絢爛たる浄土があるならば!
山を登る長い坂を上っていくと、何か見覚えのあるものが見えてくる。

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この赤と黒の球体は…。黄色いネズミの状のキャラクターは…?

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たまごがあるからGOだろう。
坂沿いにポケモンのオブジェがずらっとならんでいる。どういうことだ。
しかもこれ電飾付きだ。
客寄せにしてはとても中途半端なところにある。つらい山登りとなる道の一服の清涼剤となるような配慮だろうか…。ポケモンで?
さらにこの後には魚の泳ぐけっこうでかい水槽が現れ、そしてクジャクのいるケージが登場し、

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唐突にダチョウ。

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間違いなくダチョウ。
仏光山の意図がわからない。
?が飛び続ける中、ようやく寺の裏側に到達。

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なんかすごい建物がある。これ、反対側の窓も同様になっている。

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街灯も飛天が。イッツアブッダワールド。
こうした日本の寺の概念を超越した敷地を延々歩き、ようやく入口にたどりつく。

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たしか、地図ではこの門の脇に…あった!

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ん…?

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工事中……!
ここまで来てかー!?
「歓迎光臨」の文字が空しい。
私はバーチャルな極楽さえも行けないのか。
不信人者が面白がりたいだけで来たから仏罰当たったのか。
しかもだ。検索した画像を見る限り、ここの魅力のひとつはちょっと全体的に古めの感じでローテクかつ、老朽化しかけているところとこまごまとメンテナンスして現代風味が上塗りされてるところのハーモニーにある。
だが、もしかしてこの工事、リニューアルなのでは? 仏陀記念館を見る限り資金は豊富そうだし、頑張って今風のセンスで小ぎれいになってしまう恐れが…。それはそれでいいけれど、もしそうなら、古めかしい味わい深い浄土洞窟を、私は一度も体験できないままということに…。ああっ。
がっくりと膝をつきたくなるのを必死にこらえて気を取り直す。
せっかくなので台湾4大仏教の本山の真の姿を見させてもらおう。(それしかすることないので)
そもそも不信人のくせに神社仏閣めぐりはいつもしていることなので、これはこれで楽しめる。(本来なら両方楽しめたはずだが…)

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大量の地蔵に圧倒される地蔵殿。

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そしてまた金の大仏。今度はスタンディング。
その足元は「大仏城」という名のホトケ回廊。

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左半分は鏡で水増ししている。(これはどうやら反対側の壁を修復しているからのようだ)

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そしてメインの大雄寶殿。一つだけでも迫力のある大仏が、3つ。

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急に重厚な感じになって、私でさえ思わず背筋が伸びる。荘厳かつ厳粛な空間だった。信心はないが眼福。
こうしてここでの目的を終了し(達成してはいないが)、帰ることに。それにはまず、またもと来た道を戻って記念館のバス停に行かねばならなかったのだが…。

長くなったので、ここで一旦切って、<後編>へ続こう。
…2日目でもう前後編て、これ終わんないパターンだな…。